１０月１１日(月)から始まった読書旬間が，２４日で終わりました。旬間中は児童が本に親しむ機会や読書に楽しさを感じるような企画がたくさんありましたが，特に力を入れたのが読み聞かせです。教員による読み聞かせ，地域のグループ「どんぐりの会」や保護者による読み聞かせ，少人数グループで高学年児童による読み聞かせと，読み聞かせをする人や形態を工夫しながら何回も行いました。本のセレクトも読み方も様々で，初めての本はもちろん，すでに知っている本にも新しい楽しみがあり，本の世界が広がったようです。
先生による読み聞かせは，授業とは違う雰囲気で
どんぐりの会と保護者の方による読み聞かせも毎回楽しみ
ブックランドでは，グループに分かれて高学年が読み聞かせ
千代地区のことに詳しい篠田孝雄さんを講師に，３～６年生が千代の気象や過去の災害について学習しました。篠田さんが60年に渡って毎日天気や気温を調べてきたこと，千代の気候は比較的穏やかで強い風も少ないため生活や農業に適してること等がよくわかりました。また，千代では過去に大雨や台風による水害，大火事や山火事があり，そのたびに皆で助け合ったり力を合わせたりして乗り越えてきたことを知りました。これからもっと千代のことについて学んでいきたいと思います。
「千代にそんな災害があったなんて初めて知った」と驚きながら話を聞きました。
長雨と行事で畑作業からしばらく遠ざかっている間にゴマがどんどん成長し，刈り取りの時期を迎えました。野菜づくりの先生，西尾さんに教わりながら収穫です。ゴマの実がこぼれ落ちやすいので，シートを敷いたり扱いに気をつけたりしながら刈り取りました。しばらく乾燥させた後，土やゴミなどを取り除いてきれいなゴマだけにする作業をする予定です。
ゴマってこんない背の高い作物なんです
大きなハサミを使って切る様子に興味津々の１年生
刈り取ったゴマはシートに載せたままこぼれ落ちないように運ばなきゃ
この日は２年生のポップコーンも収穫。どこかで見たような･･･「おおきなかぶ」が現実に！
千代、千栄、上久堅、龍江の４校で地域学習交流会を行いました。
龍江にある神明社、今田人形館に行き地域に伝わる文化や歴史を学習しました。
神明社では、江戸時代にあった南山一揆のことを、「ふるさと紙芝居友の会」の方が紙芝居で紹介してくださいました。真新しい紙芝居や掛図がきれいでわかりやすく、地域の歴史を知るとともに、伝承していこうとする熱意を感じました。
今田人形館では、今田人形浄瑠璃を上演している今田人形座の方々から、人形の説明や歴史などのお話を聞きました。この今田人形は320年前からずっと続いているそうです。その後、実際に３人で一体の人形を動かす体験をしました。
他校の同じ学年の友だちと共に、地域を知る学習ができ、とても良い経験になりました。
今年度も後半，今までグランドのサーキットコースで行ってきた体力づくりを，周辺の歩道等を利用したランニングコース（通称にんたまコース）に切り替えました。１周600mほどのコースですが，かなり高低差があって登りが続く後半は苦しくなります。毎朝だいたい３周くらい，中には10周走ったという児童もいます。11月には持久走大会が計画されており，走力と持久力の向上を目指しています。
秋のさわやかな風が気持ちいい
急な登り坂は苦しいけれど，一番の頑張りどころ
上久堅小，千栄小の５･６年生と一緒に，３～４人のグループになって地元の農家に民泊し，農業体験をしました。農作業の体験が貴重なばかりでなく，農家の方々の思いや地域の良さに触れ，他校の児童と仲良くなることもできました。
実施にあたり飯田市教育委員会や，千代，上久堅両地区まちづくり委員会から多大な補助と運営面での協力をいただき，感謝の気持ちととも地域の子どもへの大きな期待を感じます。
農家の方との対面式「２日間お世話になります。お願いします」
「３本のうち一番いい１本だけ残すんだよ」と丁寧に教えてもらって大根の間引き
こんなにたくさんのピーマン見たことないよ～
稲刈りだけでも毎日食べているお米のありがたみを感じる
一緒に作業をすると，すぐに仲良くなっちゃうから不思議
ミツバチの活動シーズンもそろそろ終わりです。７月とは別の小さい巣箱からハチミツをもらいました。６年生は昨年の「炭の学習」に続いて今年もＳＢＣ信越放送の学校科学大賞に応募しており，この日は取材を受けながらの活動となりました。
今後は巣を使って蜜蝋（みつろう）についても学習していきたいと考えています。
ブンブン飛び回るハチにも慣れて，「これが女王バチですよ」と説明
ハチの先生，北澤さんもインタビューに答えています
遠心分離機を回すと甘い香りがして思わずのぞき込む
ハチミツがトロっと出てくるこの瞬間がたまらない！
飯田市立千代小学校 の 2016 年 10 月 のアーカイブを閲覧中です。
